井の中の蛙の話

井の中の蛙大海を知らず、という言葉がある。
井戸の中に住むカエルにとってはその世界がすべてであり、海の広さを知るすべもない、みたいな言葉だ。

この言葉はいろんな解釈ができるけど、いつも想像するのはこの島国で生まれ育った日本人のこと。日本人の多くは海外に行ったこともないし、行ったことがあるにしても韓国や台湾などの似た文化圏のアジア、あるいはグアムやハワイなどの日本語が使えるリゾート地に限定される。

世界というものをリアルに体感したこともないまま、テレビに移された映像や万博などを通して間接的に世界を知った気になってる様をみて、もしかして自分は「トゥルーマン・ショー」の世界にいるのかも、みたいな想像すらしない。

そんなこんなで「井の中の蛙」は、狭い世界で生き続ける日本人のようだなと思う。

でもそもそも狭い世界で生きるほうが幸せなこともある。外敵の危険がないだけでなく、その小さな世界で自分なりの幸せを見つけることもできるだろうから。

ただ、ネットやSNSがここまでインフラになった上で、AIとロボティクスがここから劇的に進化していく時代はちょっと違う。自分なりに言葉を変えるなら「井の中の蛙たち、強制的に大海に放り込まれる」だ。

これからの時代は望む望まないに関わらず、絶えず変化していく社会に合わせて生きないといけなくなると思う。その大きな変化の中で、きっと「なぜなんのために生きるのか」という人生に対する根源的なテーマに誰もが向き合わないといけない時代がくる。

限られた小さな井戸の中で身の丈に合った生き方を選ぶこと自体は否定しないけど、その井戸自体が壊れる可能性があることを、どれだけの人がリアルに想像してるんだろうか。

ここからは変化を恐れずに勇気を出して挑戦したひとがもっと報われる社会になるだろう。人生を切り開くのはいつだって勇気だ。

2025/09/18

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