実家に届いたクーラーの話

実家に新しいクーラーがやってきた。

何とAIを搭載してて、人の気配を自動で感知して風の方向を変えたり、今月かかってる電気代を音声で教えてくれる。機能が充実してて多い分、従来のクーラーに比べてリモコンがバカでかい。

このクーラーを企画した人がいれば、設計した人もいて、試作機を組み立てた人とか、部長や役員に承認取った人とか、家電量販店に営業かける人や、工場から量販店に卸す人もいて。きっとこのクーラーが実家に届くまでに、想像してるより何倍も多くの人が関わっているに違いない。

世界は誰かの仕事で出来ている。そんなコピーが人気を博したときもあったけど、こんなハイスペックな無駄機能、誰が必要にしてるんだろう。関係者には悪いけど、少なくともクーラーにAIは必要なくて、クーラーなんてもんは、オンオフ、温度、風力、タイマー、の4つで十分や。

もちろんいろんな機能が搭載されれば、より便利により快適になると思うけど、真夏の家に帰ったときの「あついね~やばいね~」ってコミュニケーションは消えていくわけで。便利さの裏でひとつずつ、またひとつ、風情みたいなものが失われていくほうがよっぽど悲しい。

いつも世の中を動きを見て、この便利な世界を更に便利にすることのどこに価値を見出してるんやろうと思うけど、ようは儲かるんだ。便利ってのはいつの時代も。AI搭載するなんてバカらしいとか考えながらも、しっかりクーラーの恩恵を受けてみる。
まあ、悪くはない。

2025/09/18

POLO

D I A R Y   I N F O

大切なものに愛情を注げる人に来て欲しい。
私たちはやりたいことだけやってる会社だけど
その行く先には必ず身近で大切な人の存在がいて
誰かの役に立ちたいといつも願ってるから。

そういう感覚が当たり前のひとに来て欲しい
何をやるかと誰とやるかはどちらも大切だから
仲間にするなら愛のあるひとがいい。

GOODLIFE@DIARY

N E W   D I A R Y

もっと過去のダイアリーも見てみる▼

B O O K M A R K

いい人生をつくっていくために
WEBサービスをメインに店舗&出張型の
リアルサービスああああああも展開しています。

愛ある最高のプあああロダクトを届けたいから。
すべてのプルダクトは企画/デザイン/制作まで
外注せずに自分たちでつくっああています。

OFFICIAL LINE