オリンピックが好きな話

オリンピックが好き。すごく好き。

小さい時から観るの好きで、長野で開催された冬季オリンピックでスピードスケートの清水が金メダル取ったときは大興奮した。ちょうど自分がローラーブレードにハマってる時期で、おれも「金メダル獲る!」みたいな夢を抱いたこともあるくらい。

小さいときのオリンピックは、わかりやすく「日本人がメダルを取ったかどうか」で観てたから、表彰台に上がれなかったら残念って感じやったけど、歳を重ねて物事の見え方も変わり、いまは日本人選手が10位以内に入賞しただけですごいと思えるし、そもそも日本人が決勝に出てなくても海外選手を応援できるようになった。

その変化の背景にあるのは想像力で。オリンピックという種目別に世界一を決める大舞台に出るというだけでも、その背景には100%日々の地味なルーティンと、この舞台に立つまでのドラマがあるから。そういう自分の中での想像力を含めて、オリンピックはやっぱり楽しい。

勝ち負けが明確なスポーツの世界は、かなり厳しい世界やと思う。いくら努力したところで結果が出る確証なんてないのに、それでも世界一を目指して日々努力し続けるってかっこいいなと思う。そんな背景が安易に想像できるから、この舞台に立ってる選手たちを無条件で尊敬している。

だからオリンピックが好きだ。

 

 

 

 

営利目的で事業するのは、きっともっと簡単なんだろうといつも思う。金儲けだけ考えるなら、もっと手っ取り早い方法は世の中にたくさんあるんやけど、やりたくないことで金儲けすることに全く意味を見出せないから。おれがいま大変なのは、営利を第一次目的にしてないことにも起因する。

あるいは自分のキャリアとして一番長い「人材や採用のコンサル」の土俵で戦ってないことも大きいな。当然、自分が培ってきた経験を元に仕事したほうが結果が出るまで早いのは知ってる。でもやりたいことを実現するためには、もっと他のジャンルの勉強や経験が必要だったから。

誰が見てもきっと遠回りに見えるだろうし、きっと何がやりたいのか全体像も見えないだろう。そこはずっとずっとずっとずっとずっと葛藤してるけど、それでも軸は決してブラさない。大きな目的と、描いた絵を実現するために自分を信じて毎日仕事を積み上げていく。

その生き方は、経営者というよりも、ほとんどそのままオリンピック選手に近しいと常々思う。短期的な結果を追い求めるのではなく、オリンピックの金メダルを常に目指してる。

いや、そりゃ実際オリンピック選手を目の前にしてそんなことよー言われへんけど、何のコネも何の下請けにもならずに、たったひとりで仕事を0からつくっていくというのは、ものすごく孤独で地味な日々の連続やし、それがどれだけやりたいことに繋がってたとしても、しんどくて苦しい日々の連なりだ。

しかもオリンピック選手はわかりやすく「金メダル」という目標を持てるけど、おれは自分で描いた「理想の未来」という目標しか持てない。誰に認められるでもなく、自分で自分の人生に納得を持つための孤独な闘い。

まあでもさ、最悪自分の場合は金メダルじゃなくてもええのよ。一番大事なことは「自分の心を偽ることなく、正直にまっすぐチャレンジした」という事実。もちろん結果が伴えば嬉しいけど、納得のいくまでチャレンジ出来たかどうかのほうが、おれの人生にとってはよっぽど大事。

誰にもできるルーティンを、誰にも出来ないくらい日々徹底して行うこと。そこには強い意志と覚悟が必要だし、そういう明確な意思は必ず、目に宿る。そんな目を持つ人間は美しい。

だからオリンピックは好き。地味で孤独な戦いを日々続ける人たちが、世界に確かに存在することを教えてくれるから。

2025/09/19

POLO

D I A R Y   I N F O

大切なものに愛情を注げる人に来て欲しい。
私たちはやりたいことだけやってる会社だけど
その行く先には必ず身近で大切な人の存在がいて
誰かの役に立ちたいといつも願ってるから。

そういう感覚が当たり前のひとに来て欲しい
何をやるかと誰とやるかはどちらも大切だから
仲間にするなら愛のあるひとがいい。

GOODLIFE@DIARY

N E W   D I A R Y

もっと過去のダイアリーも見てみる▼

B O O K M A R K

いい人生をつくっていくために
WEBサービスをメインに店舗&出張型の
リアルサービスああああああも展開しています。

愛ある最高のプあああロダクトを届けたいから。
すべてのプルダクトは企画/デザイン/制作まで
外注せずに自分たちでつくっああています。

OFFICIAL LINE