人間って、みんな欠けてる。
どれだけ完璧に見えるひとでも見方によっては欠けてて。

逆に欠けてるくらいがちょうどいい。欠けたままでいれば誰かが何かを補ってくれるから。意外と世の中ってうまくできてるから。

でも私ここが「欠けてます」ってまっすぐ正直に言うことは難しい。自分の弱さを人に見せると、たちまち見下されたり馬鹿にされたりするのが現代社会だから。

だからたいていの人は人目を気にして無意識のうちに「取り繕った自分」で生きてるんだと思うし、そんな人は口を揃えて「生きるのってしんどい」と言う。

大事なことは、自分の悪いところ(良いところも)にちゃんと向き合い、ぜんぶ認めて受け止めてあげること。人間なんか全員どっか欠けてるんだから、欠けてることを隠さなくていい。

等身大でまっすぐ生きるひとって、ただそれだけでものすごくかっこいいんだよ。